
イタリアの民間鉄道会社イタロNTVは、7月9日木曜日の午前3時から7月10日金曜日の午前2時まで、23時間にわたる全国ストライキを開始しました。UILTrasporti労組が呼びかけたこのストライキには全乗務員が参加しており、ミラノ-ローマ-ナポリおよびトリノ-ヴェネツィアの主要路線で多数の運休や大幅な遅延が発生しています。これらの路線はイタリアのビジネス利用者の多くが利用する重要な区間です。労組は、イタロが労使協定の重要条項を違反し、慢性的な人手不足の中で乗務員に契約上の労働時間を超える勤務を強いていると非難しています。また、2025年の収益が約10億ユーロに達し、1億ユーロ以上の配当を支払っているにもかかわらず、労使協定の更新交渉が進展していないことも問題視しています。イタリアのストライキ保護法により、ピーク時間帯には一定数の「保証列車」が運行されますが、同社が発表したリストは通常の時刻表の約30%にとどまっています。運休や1時間以上の遅延が発生した場合、乗客は全額返金、振替、またはチケット代の25~50%の自動補償を受けることができます。旅行管理者には、時間に厳しいスケジュールの場合、トレニタリアのフレッチャロッサや利用可能な航空路線への振替を推奨しています。夏の観光シーズンで既に高い乗車率となっているため、代替サービスの空席は限られ、料金も高騰しています。頻繁に利用する企業は、移動中に足止めされた社員を支援する「ケア義務」プロトコルを発動しています。今回のストライキは今夏の一連の交通ストップの最新例であり、労働力不足と急増する乗客需要が衝突する中で労働者の不満が高まっていることを示しています。労使が最終的な合意に至らなければ、労組は7月下旬のピーク休暇期間にさらなる行動が起こる可能性があると警告しています。
出典: Rai News