
ナショナルレールは、7月20日から24日までのロンドンとケント間のサウスイースタン鉄道の運行時刻表の変更を発表しました。複数箇所での線路保守作業により、毎晩23時25分以降に複数の路線が閉鎖され、ドーバー・プライオリー、カンタベリー・ウェスト、ラムズゲート方面の列車は迂回運転や代替バスの運行が行われます。月曜日の23時40分発ロンドン・キャノンストリート発ドーバー行きや、週中の23時34分発チャリングクロス発の列車が影響を受けるほか、ラムズゲート行きの列車は途中で運行を終了し、以降はバスでの接続となります。フェリーの最終便や早朝のル・シャトル利用者にとっては、移動時間が1時間以上延びる可能性があり、チェックイン時間に間に合わないリスクもあります。欧州大陸での朝の会議に間に合わせたいビジネス利用者は、ドーバーでの宿泊や早めの出発を検討する必要があります。ロジスティクス業者は、ロンドンからカレーまでの直通チケットを扱うバス会社に出発時間の調整を促しています。旅行管理会社(TMC)には、アプリやSMSを通じてリアルタイムの情報を配信し、ナショナルレールの旅程プランナーで最終接続を必ず確認するよう案内するよう求められています。今回の工事は、ピークの休暇シーズンと重なり、10月に導入されるEUの新しい入出国管理システム(EES)の生体認証チェックに伴うドーバー港の混雑懸念が続く中で行われます。港湾当局は鉄道業界の早期通知を歓迎し、予測可能な列車到着がフェリーターミナルの乗客流動を円滑にすると評価しています。サウスイースタン鉄道は、来年導入予定の新型車両に備えたインフラ整備とEES導入に向けた耐久性向上のため、今回の保守作業は不可欠だと説明しています。全線の通常運行は7月24日金曜日の朝のラッシュ時までに再開される見込みです。