
格安航空会社のセブパシフィックは、10月30日から11月22日までの間、マニラ-メルボルン線の運航便数を週5便から3便に削減し、11月2日から29日まではマニラ-シドニー線を週7便から3便に減便すると発表しました。10月20日付の申請書によると、燃料価格の高騰とオーストラリアドルの下落がフィリピンからのレジャー需要を押し下げていることが理由とされています。マニラにバックオフィスを持つオーストラリア企業にとっては、低価格の選択肢が減り、クリスマス前の繁忙期に貨物スペースも逼迫することになります。旅行代理店は、カンタス航空やフィリピン航空が高価格帯で需要の受け皿になると見込んでいます。メルボルン空港は、南半球の夏のピークに向けて航空会社と協力し、運航便数の回復を図るとしています。この調整は、特に燃料ヘッジが切れるタイミングで、長距離かつ便数の少ない格安路線の脆弱性を浮き彫りにしました。セブパシフィックは、原油価格が1バレル80ドルを下回れば運航便数を復活させる可能性があると示唆しています。移動計画担当者は座席在庫を週単位で監視し、スケジュールがさらに厳しくなる場合は早めの予約やシンガポールやクアラルンプール経由のルートをスタッフに勧めるべきでしょう。