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国境警備、庇護、移民法案、上院の審議を経て最終調整へ

11月 15, 2025
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国境警備、庇護、移民法案、上院の審議を経て最終調整へ
上院議員は11月14日に国境警備・庇護・移民法案の条文ごとの詳細審査を終え、11月17日に第三読会を予定しています。この417ページに及ぶ法案は、労働党政権が掲げる「英国の国境管理権の回復」と、情報に基づくリスク管理の近代化を支える立法の柱です。

主な内容は以下の通りです:
・警察、国境警備隊、情報機関をリアルタイムで指揮できる法定の国境警備司令部の設置
・これまで航空分野に限定されていた対テロ権限を港湾、鉄道、貨物拠点にも拡大
・ETA(電子渡航認証)、API(事前旅客情報)、出国審査データを統合した単一のデジタル渡航記録の導入
・明らかに根拠のない庇護申請に対して迅速審理を行う特別裁判所の権限付与

国境警備、庇護、移民法案、上院の審議を経て最終調整へ


企業のモビリティチームにとって最も影響が大きいのは、航空会社など運送業者に対し、出発4時間前までに乗客データを送信する義務が課される点です。現在の2時間前からの変更で、違反した場合は1便あたり最大5万ポンドの罰金が科されます。また、時間厳守の貨物輸送業者も、運転手が就労資格を持たない場合に新たな民事罰則が適用されます。

現段階で修正案は提出されていませんが、上院議員からはデータ共有の安全対策や、保安上の理由で搭乗拒否された旅行者の控訴権について懸念が示されました。閣僚は12月に下院に戻る前に行動規範を策定すると約束しています。法案の成立は2026年イースター前と見込まれており、企業にはシステムの更新やスタッフ教育に約9か月の猶予が与えられます。

この法案は別途進められている電子渡航認証(ETA)の導入と連動しており、2026年以降はすべてのビザ不要国籍者に対し、パスポートに紐づくデジタル許可が発行されます。完全運用後は、派遣社員の空港での処理が迅速化される一方、遵守しなければ大きな混乱や企業の信用失墜につながるリスクもあります。
出典: UK Parliament

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