
カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)は今週もフランコフォン人材の積極的な獲得を続け、2026年4月15日に実施され、4月18日に公表されたカテゴリー別エクスプレス・エントリー抽選で4,000人の候補者を招待しました。最低総合ランキングシステム(CRS)スコアは419に下がり、今年初めの一般抽選で見られた450以上の基準を大きく下回りました。これはケベック州以外でのフランス語能力を重視するオタワの姿勢を示しています。この抽選は、2023年にカテゴリー別招待が始まって以来、最大規模のフランコフォン対象ラウンドとなりました。新ルールでは、フランス語能力に対して追加で50ポイントが付与され、IRCCは2027年までに年間入国者の6%(約26,000人)をケベック州外に定住するフランコフォンにすることを約束しています。ニューブランズウィック州、オンタリオ州、マニトバ州ではバイリンガルサービスの義務が拡大しており、医療、金融、カスタマーサービス分野の人材確保に恩恵が期待されます。応募者にとっては、基準スコアの引き下げが強いフランス語能力が数年分の追加の職務経験や学歴に勝る可能性を示す警鐘となっています。以前はチャンスが少ないと思われていたCRSスコア420台前半のフランス語話者は、言語テストや警察証明、定住資金の更新を急ぎ、60日以内に完全な永住権申請書類を提出することが求められます。企業もグローバル人材戦略の見直しが必要です。現在、バイリンガル職に一時的外国人労働者プログラムを利用している企業は、エクスプレス・エントリーによる永住権取得の方が迅速かつコスト効率が良く、従業員の定着率向上につながる可能性があります。一方、非フランコフォンの候補者は残りの枠を巡って競争が激化し、州プログラムや雇用主主導の労働市場影響評価(LMIA)ルートの重要性が増すでしょう。IRCCの次回エクスプレス・エントリー抽選は4月22日の週に予定されており、オタワは地域の労働力不足と2026年の新規永住者46万5,000人の目標達成のバランスを取るため、再びフランコフォン対象か医療分野特化の抽選を行うと見られています。
出典: Immigration.ca