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司法省、メリーランド州の新移民保護法「コミュニティ・トラスト法」を提訴

7月 11, 2026
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司法省、メリーランド州の新移民保護法「コミュニティ・トラスト法」を提訴
トランプ政権は7月10日、メリーランド州連邦地方裁判所に26ページにわたる訴状を提出し、同州で新たに制定された「コミュニティ・トラスト法」の差し止めを求めました。この法律は、地方の拘置所が移民・関税執行局(ICE)の拘留要請に応じる条件を厳しく制限し、連邦移民当局との連携を制約するものです。司法省の弁護士は、この法律が共和党の反対を押し切って5月に成立したもので、連邦移民執行を妨害し、憲法の最高法規条項に違反すると主張しています。

同法では、郡保安官は裁判所の令状がない限りICEの拘留要請を認めず、裁判所の命令なしに被拘留者をICEに引き渡すことも禁じられています。連邦政府の訴訟は、この法律をカリフォルニア州やニューヨーク州の「サンクチュアリ政策」と類似のものとみなし、これらが部分的に無効とされた事例を引き合いに出し、2026年10月1日の施行前に差し止め命令を求めています。

司法省、メリーランド州の新移民保護法「コミュニティ・トラスト法」を提訴


一方、メリーランド州当局は、この法律が拘置所の基準を明確にし、不法な民事拘留を防ぐことで公共の安全を向上させると反論しています。ウェス・ムーア知事は署名せずに法案を成立させましたが、「公共の安全が求める場合には」ICEと協力する意向を示しました。州司法長官アンソニー・ブラウンはすでに警察機関に対し、連邦政府と連絡を取りつつ同法を遵守するよう指示を出しています。

この訴訟は、雇用主にとっても、地方警察が連邦の職場監査や拘束者の引き渡しに協力するかどうかの不確実性を再燃させるものです。司法省が勝訴すれば、イリノイ州、ミネソタ州、ニュージャージー州で審議中の同様の「反拘留要請」法も法的挑戦に直面する可能性があります。裁判の判決が出るまで、メリーランド州で従業員を抱える企業は、逮捕時の対応計画を見直し、管理職に新たな拘留要請ルールの研修を行い、今夏予定される差し止め仮処分の審理動向を注視する必要があります。
出典: Maryland Matters

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