
ガーディアン・オーストラリアは、元移民局副長官のアブル・リズヴィ氏から詳細な費用見積もりを入手した。リズヴィ氏は、ポーリン・ハンソン氏の不法滞在者の強制送還と一時的な移民数削減を目指す提案について、「執行、収容施設、法的控訴に巨額の資金が必要になる」と警告している。9月14日に発表されたワンネーション党の政策は、留学生や技能移民の家族を対象に、一時ビザの数を3年以内に75万人削減することを目指している。リズヴィ氏は、執行規模を米国の移民対策と比較し、トランプ政権が4年間で約2,600億豪ドル相当を強制送還と国境警備に費やしたと指摘した。オーストラリアも収容能力の拡大、数百人のコンプライアンス担当者の雇用、帰還者受け入れのための外交交渉費用が必要であり、これらはワンネーション党の政策文書には記載されていないという。ビジネス界、大学、介護業界の代表者も同様の懸念を示し、突然のビザ取消しは病院の人手不足や地方の雇用主の労働力不足を招くと警告している。オーストラリア商工会議所は、大規模な強制送還がオーストラリアの投資・留学先としての国際的信頼を損なう可能性があると警告した。グローバルモビリティチームは議論を注視すべきだ。政策が採用されなくとも、留学後の就労権の厳格化や雇用主負担の増加を促す超党派の圧力を強めている。多くの卒業生やブリッジングビザ保持者を抱える企業は、国内での永住権取得やアジア太平洋拠点への移転など、緊急対応策の見直しを進めるべきだ。政府は独自の移民目標を公表していないが、関係者は防衛、建設、介護分野の技能を優先しつつ、適度な削減を予想している。モビリティリーダーは、新たな優先リストに基づき重要な役割を整理し、将来の割当制度下でのビジネスニーズを証明する準備を進めることが求められる。
出典: The Guardian