
財務省は、2026年9月1日から施行される新しいオーストラリア政府の旅行方針を支える90ページのハンドブック「リソース管理ガイド424(RMG-424)」を発表しました。9月17日にオンラインで公開されたこのガイドは、これまでの国内(RMG-404)および国際(RMG-405)旅行指示を統合・置き換えるものです。主な変更点には、必須となる「ベストバリューフェア」方式、より厳格な事前予約の要件、そしてカーボンオフセット報告などの持続可能性への配慮が含まれます。担当者は、最も合理的な最低運賃を超える料金を選択した理由を必ず記録しなければならず、ビジネスクラスの利用は9時間を超えるフライトに限り、かつ大臣の承認が必要となります。国際出張に関しては、RMG-424でデジタルによる事前リスク評価が導入され、政府出張で獲得した個人のマイレージポイントはアップグレードに使用できないことも明記されています。また、2027年までに完全デジタル化された旅程承認ワークフローを見据え、オーストラリア旅行申告書との統合も示唆されています。コモンウェルスのアカウントを担当する旅行管理会社(TMC)は、新たなデータ項目に対応するため、30日以内に予約プラットフォームと報告ダッシュボードを調整する必要があります。これに違反した業者は違反通知やパネル資格の剥奪リスクを負います。防衛や援助分野の政府プロジェクトに契約している民間サプライヤーも、同様に自社の旅行方針を見直し、遵守を確保すべきです。これらの改革は公共支出を対象としていますが、義務的なケア責任やカーボン透明性の新たな基準を示しており、特に連邦契約を目指す大企業にとっても模範となる可能性があります。