
中国国家鉄路集団は、北京(北)から香港(南)を結ぶ全長2,370キロの高速鉄道路線の最終区間の開業準備を進めていると、9月17日付のサウスチャイナ・モーニングポストの交通速報が伝えました。この新しい区間の開通により、年間7,000万人の利用者がいる路線の最後の速度制限が解消されます。開業後は、両都市間の所要時間が8時間を切る見込みで、宿泊を伴わない日帰りのビジネス出張が現実的になります。物流業者は、半導体サンプルやEC小包などの高価値・軽量貨物が、コストと環境面の利点から航空輸送から鉄道輸送へとシフトすると予想しています。また、この開業は、国際的な訪問者の玄関口としての大湾区の地位をさらに強化します。香港に到着する外国人幹部は、一枚のチケットとパスポート管理で主要な北部都市へアクセスできるようになり、多都市ビザや統合チケットの需要増加が見込まれます。旅行管理会社は鉄道とホテルを組み合わせた法人向けパッケージ料金を準備中で、転勤支援の専門家は、香港の学校を希望しつつ北京のIT企業で働く駐在員の通勤圏が拡大すると指摘しています。