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テック大手のビザ警告、スイス拠点の社員が米国渡航で困惑

12月 22, 2025
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テック大手のビザ警告、スイス拠点の社員が米国渡航で困惑
グローバルテクノロジー企業のGoogle、Apple、Microsoft、ServiceNowは、米国の労働ビザを持つ外国人従業員に対し、クリスマス休暇中の海外渡航を延期するよう社内メモで通知しました。これは、米国大使館や領事館でのビザ発給手続きが最大12か月の遅延を抱えているためです。12月21日にBusiness Insiderが報じたこの指示は、米国外で最大のGoogleの研究開発拠点があるスイスや、他3社の地域拠点を抱える同国に即時の影響を及ぼしています。

この通知は、海外渡航後に米国へ再入国する際に必要な新たなビザスタンプ(主にH-1B、L-1、F-1)を取得する必要がある従業員を対象としています。テック大手の移民手続きを担当する法律事務所BALとFragomenは、「強化されたソーシャルメディア審査に伴う大幅な予約遅延」が原因と指摘しています。2026年初頭に米国本社への出張を予定しているスイス拠点の社員にとって、予約がキャンセルされれば数か月間海外に足止めされ、プロジェクトや給与支払いに支障が出る恐れがあります。

テック大手のビザ警告、スイス拠点の社員が米国渡航で困惑


スイスの企業の人事担当者は、1月の出張計画を見直しています。チューリッヒのフィンテック企業でグローバルモビリティを担当するマルセラ・シュターデルマン氏は「チューリッヒとマウンテンビューを四半期ごとに行き来するエンジニアが複数いますが、すべての出張が現在保留中です」と語りました。企業は重要なスタッフが足止めされる事態に備え、国家利益免除(NIE)やリモートワークの承認取得に奔走しています。

スイスの移民弁護士は、影響を受ける従業員に対し、ビザのフォイル(シール)とI-797承認書の有効期限が少なくとも2026年6月まであるかを確認するよう助言しています。期限がそれより短い場合は、ビザ発給体制が正常化するまで米国を離れないことが望ましいとしています。ESTAを利用するスイス国籍者は影響を受けませんが、スイスに居住する第三国籍者は、予定通りに職場に戻れない場合、旅行保険が無効になる可能性があります。

今回の事態は、グローバル人材の流動性の脆弱さを浮き彫りにし、緊急時の対応策の重要性を示しています。複数国にまたがるチームを持つ企業は、重要な役割の洗い出し、リモートアクセス体制の維持、緊急の予約が必要な場合のプレミアム処理や弁護士対応の予算確保を急ぐべきです。
出典: Business Insider

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