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ブリュッセル、スペインの50万人の不法移民合法化計画に警戒感示す

2月 11, 2026
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ブリュッセル、スペインの50万人の不法移民合法化計画に警戒感示す
欧州委員会は、マドリードが現在不法滞在している推定50万人に対し居住許可を付与すると確認したことを受け、スペイン政府に説明を求めました。2月10日に加盟国代表に配布された文書で、委員会の担当者は、1月27日に承認されたもののまだ公聴会段階にあるスペインの王令が、新たに合法化された移民がシェンゲン圏内の他地域へ移動することで「重大な二次的移動効果」をもたらす可能性があると警告しています。

スペイン移民大臣のエルマ・サイス氏は、この施策は「完全に国内問題」であり、税収や社会保障の拡大につながると強調。建設業、農業、高齢者介護分野で合法的な労働力を確保できると述べています。申請者は2025年12月31日以前にスペインに滞在していたことと無犯罪証明が必要です。議会を経ずに発令されたことから、批判派はサンチェス政権が民主的な監視を無視していると指摘。保守の国民党(PP)と極右のボックス(Vox)は共に憲法裁判所での異議申し立てを示唆しています。

ブリュッセル、スペインの50万人の不法移民合法化計画に警戒感示す


ブリュッセルでは、北欧や中欧の複数政府がこの措置が誘引効果を生み、カナリア諸島、セウタ、メリリャのスペイン外部国境を通じた不法入国が増加する懸念を示しています。欧州委員会に対し、マドリードの決定がEUの居住証明や長期移動に関する規則と整合するかどうかの調査を求めました。欧州議会では今週後半にストラスブールで議論が行われ、自由主義派と緑の党が概ね支持する一方、欧州人民党は影響評価の実施を要求しています。

多国籍企業にとって、この王令は大きな転機となる可能性があります。合法化により、すでに非公式経済で働く数十万人の労働者がスペインの労働市場や社会サービスにアクセス可能となります。さらに、EUのICT指令に基づく企業内転勤も可能となり、ブロック内での人材配置が容易になります。ただし、企業は新たに合法化された従業員の給与登録や税の源泉徴収を4月から適切に行うため、コンプライアンス体制の見直しが必要です。

移民支援者は、申請受付開始が早ければ4月初旬になる見込みで、スペインの外国人事務所での予約が急増すると予想しています。人事部門には、警察証明書や居住証明などの書類を今のうちに準備し、申請の遅延を避けるよう呼びかけられています。
出典: Olive Press Spain

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