
インド外務省(MEA)は4月2日、2月28日に紛争が勃発して以来、62万4,000人以上のインド人が西アジアから帰国したと発表しました。ガルフ担当次官補アシーム・R・マハジャン氏は記者団に対し、政府はイラン、イスラエル、イラク、クウェート、バーレーンから国民を移動させるため、チャーター便、フェリー、陸路を組み合わせた「マルチモーダル」な退避ルートを調整しており、アルメニア、アゼルバイジャン、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアを経由することが多いと説明しました。今日だけでUAEから最大90便がインドに到着する見込みで、カタール航空も制限空域の再開に伴い、ドーハ-インド間の便数を徐々に回復させています。ニューデリーの特別指令室と湾岸地域の12のミッションでは24時間体制で領事対応を続けており、学生、船員、OCI(海外市民)家族向けに安全情報を配信する専用のWhatsAppリストも運用中です。マハジャン氏は、UAEのウム・アル=クウェインで水曜日に発生したドローン破片による事故でインド人1名が負傷したことを確認し、領事官が支援を行っていると述べました。大規模な避難命令は出ていませんが、MEAは3月13日の勧告を改めて強調し、インド人に対して不要不急の渡航を控えるよう呼びかけています。湾岸地域に派遣されている労働者の雇用主には、危機管理計画の更新、連絡網の確認、アルメニアやヨルダン経由の緊急ビザの確保を推奨しています。旅行保険会社はイラン-イスラエル間のルートを「戦争リスク」として分類し始めており、保険料の引き上げやビジネス渡航保険の補償範囲の縮小が進んでいます。1日平均1万8,000人の自主的な帰国の規模と速度は、インドの湾岸労働者の多さと、戦闘状態下で移動ルートを維持する物流の難しさを浮き彫りにしています。