
パルマ・デ・マヨルカ空港で車椅子や移動支援を担当する労働組合は、5月5日から時間外労働の禁止を開始し、スタッフの増員や短期契約の改善がなされない場合は全面ストライキに踏み切る可能性があると警告しました。この争議は、空港が3,000万人以上の旅客を扱うバレアレス諸島の観光ピークシーズンを数週間後に控えたタイミングで発生しています。地元メディア『Última Hora』によると、空港運営会社Aenaが契約するサービス提供者は、パンデミック後の需要増に対応できていない臨時スタッフに依存しているとのことです。労働者は、しばしばダブルシフトを強いられ、支援を必要とする乗客が最大45分も待たされる状況が続いており、AenaはEU規則1107/2006に基づく平等なアクセス保証の不履行で罰則を受けるリスクに直面しています。交渉が決裂しストライキが実施されれば、搭乗、降機、乗り継ぎの各プロセスで遅延が連鎖的に発生し、特に高齢者やインクルーシブ旅行を専門とするツアーオペレーターに大きな影響が及ぶ恐れがあります。スペインの労働法は政府に最低限のサービス維持を義務付けていますが、バルセロナやマドリードでの過去のストライキでは、規模を縮小した抗議でも航空会社がゲートの再割り当てやスロットの再調整を余儀なくされました。季節的なプロジェクトでスタッフをパルマに派遣する旅行管理者は、ケア義務の説明会でリスクを周知し、事前にミート&アシストサービスの予約を検討すべきです。Aenaは現在、フライトは通常通り運航しており、5月10日に労働組合との調停会議を予定していると発表しています。
出典: Euro Weekly News