
6月24日から26日にかけて、国際移住政策開発センター(ICMPD)はポーランドのグダニスクで、難民となったウクライナ人が受け入れ国の経済を支えつつ、最終的には母国の復興に貢献する道筋を描くため、閣僚、EU関係者、ディアスポラのリーダーたちを招集しました。「帰還から参加へ」をテーマに開催されたこの会議には、EU特使イルヴァ・ヨハンソン氏、ポーランド家族・社会政策副大臣ピオトル・クヴィエチェン氏、ウクライナ副大臣イロナ・ハヴロンスカ氏が参加しました。パネルディスカッションでは、ポーランドがウクライナ人労働者を迅速に労働市場に吸収している様子が紹介され、ZUSのデータによると68%の雇用率を達成していることが示されました。また、ワルシャワとグダニスクに設置された「ユニティハブ」と呼ばれる革新的な施設が、スキルマッチング、語学コース、起業支援を提供していることも強調されました。ICMPDは、帰還希望者向けにウクライナでのマイクログラントや就職支援を行うパイロット版「自主帰還・復興プログラム」を発表しました。ポーランドの雇用主にとってのポイントは二つあります。一つは、ITから建設業まで幅広い分野で意欲的なウクライナ人労働力への継続的なアクセスが可能になること。もう一つは、自主帰還支援が拡大することで人材の定着が難しくなる可能性があることです。人事部門は後継者計画を準備し、ポーランドで季節的に働きながら母国の復興プロジェクトにも参加できる循環型モビリティ制度の導入を検討すべきでしょう。会議ではまた、ポーランドのMOS 2.0デジタル居住システムを拡充し、一時的保護措置終了後のステータス変更を管理するためのEU資金の支援を求めました。関係者は、欧州委員会による新たな一時的保護指令(TPD)延長が理事会で承認された後、正式な提案が出されると見込んでいます。
出典: ICMPD