
2026年7月1日より、キプロス市民はオーストラリアのサブクラス417ワーキングホリデービザに35歳まで申請可能となり、従来の上限より5歳引き上げられました。この変更は法令LIN 26/048で公表され、フィンランド、ドイツ、韓国との若者交流協定の改定に合わせたものです。ワーキングホリデービザは、地域での就労条件を満たせば最長3年間オーストラリアでの生活と就労を認める制度です。内務省によると、昨年は420人以上のキプロス人がこの制度を利用しており、2026~27年には中堅層の専門職が休暇旅行と契約労働を組み合わせる動きから申請数が40%以上増加すると見込まれています。特に建設業やホスピタリティ分野での需要が高まる見通しです。雇用者にとっては季節労働者の候補者層が広がる一方、これまで年齢制限でビザ対象外だった30代前半のグローバル人材の税務・社会保障計画が複雑化する可能性もあります。人事部門は、ビザが自己申請制である点を踏まえ、配属ポリシーを見直し、417ビザ保持者の年金義務を適切に管理する必要があります。キプロスの大学卒業生は、オーストラリアでの修士課程進学前に現地の就労市場を試せる道が開かれ、英国やアイルランドのEUプログラムとの競争が激化しそうです。移民代理人は、健康保険、資金証明、品行要件は変わらず、申請処理は新年度の定員が開く7月に集中しやすいと注意を呼びかけています。