
公共・商業サービス労組(PCS)は7月12日、外務・英連邦・開発省(FCDO)所属の組合員が7月16日、22日、29日、30日の4日間にわたり全面ストライキを行い、その間にも短時間のストップを実施すると発表しました。争点は、領事業務の再編に伴う強制的な人員削減です。FCDOは現在英国パスポートの発行は行っていませんが、海外での申請支援、紛失パスポートの緊急発行、企業書類のアポスティーユ認証など、グローバルな移動に不可欠な裏方のサポートを提供しています。PCSは経営側が強制解雇の回避を保証せず、十分な平等影響評価も示していないと指摘しています。ストライキの時期は非常に厳しいものです。7月と8月は緊急渡航書類の申請が最も多い時期であり、ストライキにより現在平均48時間の処理時間が最大5日間に延びる可能性があります。アンゴラやイランなど、現地発行のFCDO紹介状が必要な「難しい」地域にスタッフを派遣する企業は、直前での旅程変更を余儀なくされるかもしれません。FCDOは、優先度の低い業務から外交官を再配置し、残業を拡大するなどの万全の代替策を講じていると主張していますが、申請者にはできるだけ早めの申請を呼びかけています。モビリティマネージャーは、海外勤務者に対して混乱の可能性を周知し、パスポートの有効期限を再確認するとともに、アポスティーユ処理が遅延した場合の緊急措置として宅配と公証サービスの併用を検討すべきでしょう。
出典: Morning Star