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フランス、イタリアとのシェンゲン内部国境検査を2026年4月まで延長

11月 4, 2025
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フランス、イタリアとのシェンゲン内部国境検査を2026年4月まで延長
2025年11月3日、フランス内務省はテロの脅威と不法移民の圧力が続いているとして、シェンゲン圏内の国境検査をさらに6か月間延長すると発表しました。これにより、フランスと隣国間の陸路・海路・空路のすべての出入国ポイントでの検査は2026年4月30日まで継続されます。イタリアとの国境も対象です。

2024年5月以降、ヴァンティミーリャ-マントン間の鉄道、モンブランおよびフレジュスの道路トンネル、リヴィエラのフェリー路線でランダムな身分証明書検査が実施されています。物流業者によると、ヴァンティミーリャの国境でトラックの待ち時間は平均30~45分にのぼり、ドライバーの残業代や燃料費で往復あたり最大250ユーロのコスト増となっています。フランス政府は「混乱を最小限に抑える」としていますが、イタリアの運送業界団体コンフトラスポルトは、厳格な検査がピエモンテの自動車産業のジャストインタイム供給網に悪影響を及ぼすと警告しています。

フランス、イタリアとのシェンゲン内部国境検査を2026年4月まで延長


ビジネス渡航者にとっては、パスポートや居住カード、派遣労働者のA1証明書の再確認が必要となります。イタリア企業はフランスの拠点にスタッフを派遣する際、遅延の可能性を周知し、レンタカー契約に追加走行距離の許容を含めることが求められます。ミラノ-パリ間の航空便はスケジュールに変更はないものの、シェンゲンゲートでの書類検査に備え、空港到着は通常より30分早めるよう推奨されています。

外交面では、ローマ政府が「遺憾の意」を表明し、安全保障と移動の自由のバランスを図るための共同評価メカニズムの設置を要請しました。欧州委員会は12月の司法・内務理事会で長期にわたる内部国境検査の例外措置を見直す予定ですが、2015年以降の継続的な延長が今後も柔軟な対応の前例となるとの見方が強まっています。

国境を頻繁に越える企業は、オーストリア経由のブレンナー回廊など代替の物流ルートを検討し、緊急時の倉庫確保の予算も確保すべきです。また、モビリティマネージャーは、これまで毎日国境を越えて通勤していた従業員のリモートワーク導入も検討するとよいでしょう。
出典: TrasportoEuropa

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