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EU理事会、メルコスール協定を承認 ブラジルと欧州間のビジネス渡航を迅速化へ

1月 16, 2026
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EU理事会、メルコスール協定を承認 ブラジルと欧州間のビジネス渡航を迅速化へ
1月14日、ブリュッセルで欧州連合理事会はEU・メルコスール連合協定案を特定多数で承認し、20年にわたる交渉を経て最終的な批准段階へと進めました。報道では牛肉、自動車、医薬品の関税削減が注目されていますが、協定文書にはブラジルと欧州企業に大きな恩恵をもたらす現代的なモビリティ条項が含まれています。

モビリティ条項では、「ビジネスビジター」「企業内転勤者」「契約サービス提供者」の定義を統一し、許可される活動範囲を拡大。1回の入国で最大90日間、年間180日まで滞在可能とし、現地の労働許可規則の適用を回避できます。さらに、領事館には処理期間を30日以内に制限する優先レーンの設置と、契約期間中有効な複数回入国ビザの発給が義務付けられています。

EU理事会、メルコスール協定を承認 ブラジルと欧州間のビジネス渡航を迅速化へ


企業への影響としては、オフショアプロジェクトを計画するエネルギー大手、サンパウロの自動車メーカー、ブラジルのフィンテック市場に注目するEUのテクノロジー企業が、協定発効後(2026年第4四半期の可能性)にスムーズな人材配置を見込めるようになります。人事部門は対象となる法人の特例適用状況を把握し、派遣労働者の法令遵守を監査、ビザ有効期間の延長に対応した派遣契約書の更新が求められます。

今後の展開として、欧州議会は2月初旬に審議を開始し、3月に本会議での採決が予定されています。一方、ブラジル議会も実施法案の準備を進めています。メルコスールとEUの全ての立法機関が批准書を提出して初めてモビリティ条項が適用されるため、渡航政策担当者は両地域の立法スケジュールを注視する必要があります。

この協定はブラジルをEU企業の南米進出の足掛かりと位置づけ、逆に南米企業の欧州進出も促進し、年間970億ユーロの双方向貿易増加が見込まれています。モビリティの合理化はこの目標達成に不可欠であり、2026年におけるグローバルモビリティ計画者にとって最も重要な動きの一つとなるでしょう。
出典: VisaHQ Global Mobility News

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