
パース拠点のオーストラリアン・ポータル・イミグレーション(API)は、オーストラリア永住権取得の主要ルートである「一時卒業生ビザ(サブクラス485)」と「雇用主指名制度(サブクラス186)」向けに、新たな構造化アドバイザリーパッケージを導入しました。これは、技能不足が続き、州指名ビザの競争が激化する中での発表です。APIの485ビザプログラムは、国際的な新卒者に対し、技能評価から卒業後の就労権利の最適化まで一貫したサポートを提供。一方、雇用主指名制度向けには、人事チームに対して労働市場テスト、指名準備、スキリング・オーストラリアンズ基金の遵守指導を行います。この新サービスの開始は商業的な動きですが、内務省が不正防止策を強化し、申請料を引き上げ、処理の階層化を進める中で、専門的なビザサービスの需要が高まっていることを示しています。モビリティマネージャーは、より多くの卒業生や若手社員が永住権申請のための証明書や給与履歴の取得を求める動きに備えるべきです。また、サブクラス482一時技能不足ビザに依存する企業は、2026年7月1日に予定されているコアスキル所得基準の引き上げ(79,499豪ドル)に注目し、雇用主指名制度による永住権取得がよりコスト効率の良い人材確保策となる可能性を検討する必要があります。