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ベルンとローマ、国境労働者の税制ルールに関する協議を再開

6月 19, 2026
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ベルンとローマ、国境労働者の税制ルールに関する協議を再開
スイスとイタリアは6月18日、長年にわたる国境を越えた税務問題の緩和を示唆し、財務大臣のカリン・ケラー=スッター氏とジャンカルロ・ジョルジェッティ氏が今月末までにローマで会談することを発表しました。問題となっているのは、2020年に締結された国境労働者協定の「運用上の課題」で、この協定はティチーノ州、ヴァレー州、グラウビュンデン州で毎日通勤する7万人のイタリア人の所得税の分配方法を見直したものです。

協定の暫定発効以降、スイス側の雇用主は給与計算ソフトの問題を訴え、労働者は実質的な税率の上昇に不満を抱いています。一方、イタリアの自治体はベルンからの還付金の支払いが数か月遅れており、地方財政に負担がかかっていると指摘しています。共同声明によると、両国は源泉徴収方法、データ交換、紛争解決に関する技術的な修正案を提示し、年内に修正プロトコルの署名を目指すとしています。

なぜ重要か:国境労働者は南スイスの製造業やライフサイエンス産業の基盤であり、手取り収入の不確実性が一部の熟練機械工をフランス国境側の職場へと流出させていると人材紹介業者は指摘します。ジョンソン・エンド・ジョンソンやABBなどの多国籍企業は、両政府に対し「安定的で予測可能かつ競争力のある」課税体制の確保を求めており、さもなければ人材不足のリスクが高まると警告しています。

この交渉は地政学的な意味合いも持ちます。スイスは通勤者の関係改善を通じてEUとの経済関係正常化を推進したい意向であり、イタリアは2027年の予算編成を控え、国内政治での成果を求めています。専門家は、ローマが税収分配の迅速化を強く求める一方、ベルンはリモートワークの拡大に伴う二重課税防止の明確な保障を求めると予想しています。

ロンバルディア州とティチーノ州の通勤者を抱える企業は、ローマ会談の結果を注視すべきであり、修正プロトコルが予定通り承認されれば、2027年1月1日から給与控除の見直しが必要になる可能性があります。
出典: Swiss Federal Office of Police (fedpol) – media release

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