
スペイン鉄道労働組合(Sindicato Ferroviario、SF)は、2026年7月15日水曜日に24時間のストライキを実施し、国営貨物子会社であるRenfe Mercancíasの「民営化と解体」に抗議しました。運輸省はAVE高速列車の最低運行率を73%に設定しましたが、Renfeは全国で7本の長距離列車と地域・通勤列車(Cercanías、Rodalies、Media Distancia)の3%以上の運休を発表しました。ビジネス利用者にとっては、マドリード-バルセロナおよびマドリード-セビリア間の早朝AVE便の減便が特に影響が大きく、一部の乗客は後続便に振り替えられ、直前で鉄道から航空機への乗り換えが増加しました。Renfeは自動再予約と手数料なしの払い戻しを実施しましたが、企業の出張担当者からは、競合するイベリア航空やヴエリング航空の同日航空券が最大40%値上がりしたとの報告がありました。今回のストライキは6月29日のストップに続くもので、組合は新たな戦略的パートナーであるMedwayがディーゼル機関車の整備を外注し、全国で約2,000人の雇用が危機にさらされることを懸念しています。SFのスポークスパーソン、ラファ・エスクデロ氏は、Renfeが運輸省の指示を超える最低運行レベルの通知を出し、「ストライキ妨害」を行っていると非難しました。会社の発表によると参加率は4%未満でしたが、わずかな欠勤でも乗務員の連携ミスや遅延の連鎖を引き起こす可能性があります。マドリード・アトーチャ駅やバルセロナ・サンツ駅周辺のテックパークなど通勤者が多い職場では、今回の混乱を受けてリモートワークや経費規定の見直しが求められています。スペインの柔軟な企業向け運賃を利用する旅行者は、今後のストライキ日に備え、座席確保のため早めの予約変更を推奨されます。次回の交渉は9月に予定されており、合意に至らなければ10月の会議シーズンにストライキが拡大する可能性があると組合は警告しています。
出典: Agencia EFE