
専門データ提供会社のVisa Atlasは2026年7月20日、フランス内務省が年央の見直しで主要な就労許可ルートの法定給与基準を据え置いたことを確認しました。自動照合により、公式のService-Publicページと一致し、「Passeport talent – salarié qualifié」カテゴリーの年間最低給与は39,582ユーロ、EUブルーカードは53,836ユーロのまま維持されています。数値に変動はないものの、この再確認は2027年の予算策定を進める人事部門にとって重要です。フランスの規則では、提示される総支給額は公表された最低基準と業界別の労働協約最低額の両方を満たす必要があり、これを満たさない場合は就労許可申請が無効となります。Visa Atlasによると、フランスは通常、1月の最低賃金(SMIC)引き上げに続き、6月1日に基準を改定しています。多国籍企業は次回の調整が2027年初頭に予想されるため、議会で審議中の「人材流動化」法案にも注視すべきです。この法案は、基準をSMICから切り離し、職種別の中央値に基づく方式に変更する可能性があります。EU内の移動ルートを利用して採用する企業は、他加盟国でのブルーカード滞在期間がフランスの4年間居住要件にカウントされる点も留意が必要です。給与報告の正確性は依然として重要であり、労働監査官が報酬と移民記録をますます照合しているため、注意が求められます。
出典: Visa Atlas