
内務省は、2026年のインド若手専門家制度(IYPS)ビザの第2回かつ最終の抽選を正式に開始しました。インド国籍の18歳から30歳の若者は、7月21日13時30分(IST)から7月23日13時30分(IST)までの48時間の間に、プログラムの残りの枠に応募することができます。IYPSは、英国で最大2年間、雇用主のスポンサーなしで生活・就労できるビザで、すでに英国人がインドで享受している機会と同様のものです。この制度は2023年に英印移民・モビリティパートナーシップの一環として開始され、年間3,000名の枠を提供しています。2月に大半の枠が配分されましたが、需要の急増により多くのインド人卒業生が第1回で落選し、1,200件のビザがまだ残っています。応募者は無料のオンライン抽選に参加し、当選者は90日以内に正式なビザ申請を行い、340ポンドの申請料と移民健康サーチャージを支払い、生体認証を提出する必要があります。英国の雇用主にとっては、スキルドワーカービザの煩雑な手続きを経ずに働ける優秀な卒業生の人材確保のパイプラインとなりますが、就労権の確認は依然必要です。特にテクノロジー、金融、コンサルティング分野で英印両国に拠点を持つ多国籍企業は、8月初旬の抽選結果を受けて迅速に内定を出せるよう、採用チームに注視を促しています。移民アドバイザーは、落選者に対し、料金を請求する非公認の「抽選代行業者」を利用しないよう警告しており、内務省も重複応募を警戒し、有料の仲介業者は認めていません。また、雇用主にはIYPSビザ保持者が2年を超えての延長や英国国内でのスポンサー付き職種への切り替えができないことを伝え、長期的な人材確保にはスキルドワーカーやグローバルタレントなど別のルートの計画が必要だと注意を促しています。2027年までに予定される英国総選挙を控え、この制度はホワイトホールで他のインド太平洋地域のパートナーとの若年層モビリティ協定のモデルケースと見なされています。インドネシアやベトナムとの協議も進行中ですが、現時点で確定した事項はありません。