
香港と広州・深センを結ぶ広深港高速鉄道(XRL)は、2018年の西九龍駅開業以来、最も利用者に優しい大幅改訂を実施しました。2026年4月2日から、香港発の列車のチケットは出発30分前まで購入可能となり、従来の45分前締め切りが短縮され、中国本土区間と同様のルールに統一されます。新ルールでは割引運賃も拡大され、学生チケットはこれまで2等席限定でしたが、1等席や寝台も一律25%割引で利用可能に。子供料金も座席クラス別に見直され、従来の一律50%から50~80%の範囲で設定されます。変更・払い戻しの柔軟性も大幅に向上し、ほとんどの乗客は出発時刻までチケットの変更や払い戻しが可能に。香港発の旅程は30分前までの締め切りが維持されますが、購入締め切りと合わせて利便性が高まります。鉄道当局は、これらの改訂により、国境全面再開後最も混雑が予想される祝日期間の取引がスムーズになると期待しています。XRLは今年第1四半期に前年同期比17.5%増の800万人超を輸送し、4月3日から7日までの間に60万人の越境利用が見込まれています。企業のモビリティ担当者にとっては、特に深センとの通勤において、短距離フライトや越境バスに代わる有力な選択肢として鉄道利用がますます現実的になっていることを示しています。企業は、購入期限の短縮に対応した旅行ポリシーの更新、拡大された学生割引の周知、未使用チケットの払い戻し手続きの見直しを行い、ギリギリまでチケットを有効活用できる体制を整えることが求められます。