
EU移民協定の開始に合わせて、アイルランドの国際保護局(IPO)は、2026年6月12日以前に申請を行った人向けの専用ウェブポータルを開設しました。このサイトでは、面接の各段階、EUダブリン規則に基づく移送、控訴、任意帰国に関する案内を一元化しています。申請者は自身のケース状況を追跡でき、臨時居住証明書のオンライン更新や20言語で翻訳された案内冊子の閲覧も可能です。IPOはセルフサービス機能によりコールセンターの負担軽減と職員の実務判断に専念できる環境整備を目指しています。雇用主にとっては、従業員のケース進行状況がより明確に把握でき、契約更新や就労許可に連動した給与税コードの管理が容易になります。人事部門は、面接日程や書類提出の自動通知を受け取るため、従業員にIPOへのメールアドレス登録を促すべきです。法律事務所は透明性の向上を歓迎する一方で、データプライバシーの同意が第三者アクセスをカバーしていない可能性を指摘し、雇用主は従業員のポータルアカウントを確認する際に書面での許可を得る必要があると警告しています。IPOはGDPR準拠を徹底しており、代表者アクセスは申請者本人の二要素認証による承認が必要だと説明しています。なお、6月12日以降の申請者は別のポータルを利用するため、モビリティアドバイザーは新規採用時に正しいリンクを確認することが重要です。現在、両システムは見た目が似ているため注意が求められます。