
2026年6月23日に発表された株式市場向け報告によると、キャセイグループは2026年5月に260万人の乗客を輸送し、前年同月比で17%増加したと発表しました。座席キロ数も15%増加しています。同社は、ロールスロイス製エンジンの検査に伴う一部の運航キャンセルがあったものの、年間の座席供給量を10%増加させる目標は順調に進んでいると強調しました。プレミアムキャビンの搭乗率は84%に上昇し、北米およびヨーロッパからの強い需要が後押ししています。貨物量も11%増加し、南中国と米国間の電子商取引貨物が牽引しました。最高財務責任者のレベッカ・シャープ氏は、今後の予約状況が「堅調な」夏を示しており、さらなる機材の再稼働も示唆しました。この発表を受けて、キャセイの株価は2%上昇し、旅行セクターのアナリストは通年の利益予測を98億香港ドルに引き上げました。移動計画者にとっては、主要路線の座席供給が改善し、数か月前からの予約の必要性が減ることを示唆しています。増強された供給は、香港国際空港が2027年までに乗客数を8,000万人に回復させる計画を支えます。キャセイは別途、中国国際航空のA株発行による14億香港ドルの一時的な利益を公表し、これが将来の機材更新に向けた財務基盤を強化するとしています。エアバスA321neoおよびボーイング777-9の納入は予定通り進んでいることも確認されました。企業の出張担当者にとってのポイントは、9月からロンドン、シドニー、サンフランシスコへの便数が増える一方で、世界的なエンジン整備の遅延による運航障害の可能性には引き続き注意が必要ということです。