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国務省、750ドルの「優先面接」ビザ試験パイロットプログラムを開始

6月 24, 2026
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国務省、750ドルの「優先面接」ビザ試験パイロットプログラムを開始
米国国務省は、非移民ビザ(B-1/B-2)申請者向けに、10営業日以内の面接予約を保証する任意の750ドルの追加料金を設ける暫定最終規則を発表しました。6か月間のパイロットプログラムは6月23日に発表され、7月1日から12月31日まで実施されます。この試みは、プレミアム処理が世界的な記録的な申請遅延を緩和しつつ、通常の審査体制のリソースを圧迫しないかを検証することを目的としています。

Travel & Tour Worldによると、特にインド、カナダ、ナイジェリア、ガーナ、UAEで需要が高く、初回訪問者ビザの待機期間は250日を超えることも珍しくありません。通常の185ドルの機械読み取り式ビザ(MRV)料金に加え、この追加料金を支払うことで、通常の予約システムを回避し、参加領事館で10営業日以内に面接枠を確保できます。ただし、旅行者が後にキャンセルやビザ不許可となっても、この追加料金は返金されません。

国務省、750ドルの「優先面接」ビザ試験パイロットプログラムを開始


ビジネス渡航担当者は、重要な顧客会議やプロジェクト開始のスケジュールを確保できる仕組みを歓迎する一方で、中小企業にとっては1人あたり約1,000ドル(185ドル+750ドル)の前払い費用が負担となる可能性があると懸念しています。移民弁護士は、セキュリティクリアランスや行政処理、パスポート返却の時間はこのパイロットで短縮されないため、全体の処理期間が2週間を超える場合もあると指摘しています。

この実験が成功すれば、労働ビザにも同様の有料優先制度が拡大される可能性があり、二層化した領事サービス体制の是非が問われることになります。専門家は、カナダの有料優先モデルや英国の長年のスーパー優先ビザ制度を例に挙げ、透明性と処理能力の確保があれば、こうした制度は通常サービスと共存可能だと述べています。

多国籍企業は、渡航予算の見直しを行い、どの渡航者層(経営幹部、売上に直結する営業スタッフ、現場技術者など)がプレミアム料金の対象となるかを検討する必要があります。また、パイロットの利用状況を綿密に追跡し、利用者が急増して処理能力を超えた場合、10日間保証が維持できなくなるリスクにも備えるべきです。
出典: Travel & Tour World

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