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カナダと米国、陸上国境の事前通関を4か所に拡大

7月 6, 2026
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カナダと米国、陸上国境の事前通関を4か所に拡大
カナダとアメリカ間を頻繁に車で移動するビジネス旅行者は、まもなく待ち時間が大幅に短縮されます。両政府は2026年7月5日、9月1日から4つの新たな国境検問所で共同事前審査施設を開設すると発表しました。対象は、クーツ–スイートグラス(アルバータ–モンタナ)、ダービーライン–スタンステッド(バーモント–ケベック)、クイーンストン–ルイストン(オンタリオ–ニューヨーク)、セントスティーブン–カレ(ニューブランズウィック–メイン)です。総額2億4,000万カナダドルの拡張は、オタワとワシントンが半分ずつ負担し、カナダ国境サービス庁(CBSA)と米国税関・国境警備局(CBP)の職員が、国境を越える前に一つの検査ゾーンで両国の審査を行えるようになります。

この仕組みは、トロント、モントリオールをはじめとするカナダの6空港で既に運用されている空港事前審査システムと同様で、乗客は搭乗前に米国の検査を完了します。交通省によると、2023年にピースブリッジで実施した試験運用では、夏のピーク時の平均待ち時間が40%短縮され、4つの新ルートでも同様の効果が見込まれています。これらのルートは年間約240万台の車両が通過しています。

カナダと米国、陸上国境の事前通関を4か所に拡大


カナダ企業にとっては、通過時間の短縮がサプライチェーンの効率化やドライバーの残業削減につながります。トラック運転手には専用のFASTレーンが設けられ、乗用車は4月に完全連携したArriveCAN/CBP ROAMアプリと連動したRFIDリーダーを利用します。カルガリー、モントリオール、アトランティックカナダへのジャストインタイム配送を手掛ける物流会社は、カナダ国際貨物運送業者協会に対し、24時間運用開始後は往復スケジュールを最大1日短縮できると期待を示しています。

また、事前審査の拡充は両国間のデータ共有も強化します。CBSAによれば、共同リスク評価アルゴリズムにより昨年は重複検査が35%削減され、2027年半ばまでにクーツとクイーンストンで生体認証キオスクの試験導入も予定されています。カナダの事前審査法に盛り込まれたプライバシー保護措置により、米国職員が収集した情報はカナダのサーバーに保存され、情報公開請求の対象となります。

実用的なアドバイスとしては、運転者は新しい「事前審査モバイル申告」を出発24時間前までに完了し、パスポートと車両登録証を手元に用意、週末の11時から15時のピーク時間帯を避けることが推奨されます。商用ドライバーは8月15日までにFASTカードをアプリに連携しなければ、二次検査に回される可能性があります。
出典: Atlas Guide Travel News

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