
アラブ首長国連邦(UAE)全土のインドのパスポート・ビザセンターで混乱が続いています。7月12日、各大使館は新しい予約ポータルを導入し、緊急事案以外のウォークイン受付を制限しました。この措置は、前契約業者の契約終了(6月30日)に伴うアウトソーシング契約を巡る法的争いを受けたものです。暫定措置として、領事スタッフが主要サービスを自ら対応しつつ、競争入札が再実施されています。申請者は現在、eSewa-UAEでプロフィールを作成し、限られた日ごとの枠から選択、書類を事前にアップロードする必要があります。ウォークインのトークンは、医療緊急時、葬儀渡航、滞在期限切れで延滞罰金が発生する居住ビザの場合のみ発行されます。UAEに約450万人いるインド系ディアスポラにとって、この移行はパスポート更新やOCIカード発行の待ち時間延長を意味しています。旅行代理店は、8月の休暇シーズンに子どものパスポート取得が間に合わず、インド行きの航空券価格が高騰する可能性を警告しています。アブダビの石油プロジェクトに短期派遣される技術者の雇用主も、インド警察証明書の取得遅延を報告しており、現在はポータルを通じて一元管理されています。大使館は、高額な「ファストトラック」料金を請求しながらも順番を飛ばせない無登録代理店の利用を避けるよう在留者に注意を促しています。また、オンライン申請でも生体認証登録は必須で、必ず対面で行う必要があることも改めて強調しました。恒久的なサービス提供契約は10月までに締結される見込みです。それまでは、UAEでのインド関連の領事手続きには少なくとも4週間の余裕を持ち、出張者には事前に周知することが求められます。
出典: Gulf News