
海外の専門家が香港で短期研修を受けられる新たなビザ制度が、2027年第一四半期にも開始される見込みだ。これは李家超行政長官の2026年施政方針演説で明らかになった内容による。南華早報の情報筋によれば、このビザは関連局や部門が認定する最長12か月の研修プログラムを対象とする。今回の施策は、金融から警察分野までを網羅する5つのテーマ別アカデミーを設立し、国際的な研修生や会議を招致する広範な人材誘致パッケージの一環だ。関係者は、このビザが大湾区内で香港を「地域の研修拠点」として位置づける上で重要な役割を果たすと説明している。企業にとっては、90日間のビザ免除訪問者制度(多くの技術研修には短すぎる)と就労ビザ(報酬のない研修生には負担が大きい)の間の長年のギャップを埋めるものとなる。アジア太平洋地域の新卒者ローテーションや航空業界の定期研修、フィンテックのブートキャンプを計画する多国籍企業は、シンガポールやクアラルンプールではなく香港での実施を検討できるだろう。対象機関やスポンサーの責任、定員制限などの詳細は現在調整中である。移動計画担当者は、2027年第一四半期の暫定的な開始時期に合わせて研修スケジュールを調整し、香港の要件を満たす医療保険の予算を確保すべきだ。実施後は、トップタレントパスや質の高い移民受け入れ制度と並び、香港の拡充するビザ制度の一翼を担うことが期待されている。