
フェアワーク委員会(FWC)は2026年10月15日、ニューサウスウェールズ州全域で鉄道・トラム・バス労組(RTBU)が保護された労働行動を行うことを承認する投票結果を発表しました。組合員の93%以上が最大24時間のストライキに賛成し、97%が時間外労働禁止に賛同。これにより、組合は勤務シフト改革と5%の賃上げを求める交渉で強力な権限を得ました。組合はまだ具体的な実施日を発表していませんが、ラグビーリーグ・ワールドカップの移動ピークやクリスマスの繁忙期に合わせてストップをかける可能性が高いと見られています。シドニートレインやエアポートリンクの運休が発生すれば、利用者は道路交通に頼らざるを得ず、M1やM5の渋滞やライドシェアの料金高騰を招く恐れがあります。出張管理者は、組合が行動開始の3営業日前に通知を義務付けられている点に注意が必要です。時間に厳しいフライイン・フライアウトの従業員を抱える企業は、シャトルバスの事前手配や、重要会議のパラマッタやシドニー中心部への移動を検討し、陸上の混雑を回避すべきでしょう。航空会社も、従業員の鉄道通勤が影響を受ける場合は勤務シフトの調整が求められる可能性があります。今回の投票結果は、過去1年間にわたる荷物取扱いや燃料タンク車のストライキなど、輸送業界全体での労働争議の高まりを反映しています。フェアワーク法により、保護された行動の投票は30日間有効であり、合意が成立しなければストライキは11月中旬まで続く可能性があります。FWCの調停者は10月22日に調停を予定しており、業界団体は両者に迅速な合意を促しています。長期化する鉄道ストは、オーストラリアの注目度の高いスポーツイベントシーズンにおける訪問者の体験を損なう恐れがあるためです。