
ポーランドの最新商業空港、ワルシャワ・ラドム空港(RDO)は、2026年2月に3,418人の乗客と58便の航空機運航を記録し、前年同月比で37%減少したと、3月4日に発表されたデータで明らかになった。運営側は、この減少を季節的な閑散期と、2月初旬に中東方面のレジャー需要を混乱させた地政学的緊張の影響と説明している。これを受けて、空港は夏季の新路線を発表。ウィズエアはティラナとブルガスへの便を開始し、LOT航空とチャーター便のパートナーはキプロスへの便数を増やし、6月にはラドム-ローマ路線を新設する予定だ。ラドム空港はワルシャワの混雑緩和を目的に位置づけられているが、2023年の開港以来、安定したビジネス客の需要を掴めずにいる。EUの主要首都であり企業の重要拠点であるローマ路線の追加は、レジャーとビジネスの両方を狙った戦略的な転換を示している。出張担当者は搭乗率に注目すべきで、需要が低迷すれば航空会社は採算の合わない路線を撤退し、社員の出張計画に影響を及ぼす可能性がある。一方で、空港の積極的なインセンティブ施策により、中央ポーランドのコスト重視プロジェクトにとっては経済的な選択肢となる可能性もある。航空業界の専門家は、ラドム空港の将来は地上交通の接続にかかっていると指摘。2027年末に予定されているワルシャワ中央駅への直通鉄道が開通すれば、空港の利用圏が大幅に拡大すると期待されている。
出典: DlaPilota.pl