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「入国管理決定」法案が本会議で可決、キャンベラに海外からの渡航者を制限する緊急権限を付与

3月 11, 2026
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「入国管理決定」法案が本会議で可決、キャンベラに海外からの渡航者を制限する緊急権限を付与
下院は2026年3月10日に移民改正法案(2026年措置第1号)、通称「入国管理決定」法案の本会議第二読会を可決しました。この法案が成立すれば、移民大臣は国際的な危機時に、オーストラリア国外にいる特定の一時ビザ保持者が国内へのフライトに搭乗することを最大6か月間一時的に制限する「入国管理決定」を発令できるようになります。

この法案は、2020年のパンデミックによる国境閉鎖や最近の湾岸空域閉鎖で海外に取り残されたオーストラリア人の教訓を踏まえたキャンベラ政府の立法対応です。空港閉鎖という強硬手段とは異なり、入国管理決定は「オーストラリアの移民政策や国益に重大なリスクをもたらす」と判断された旅行者のみを対象とします。永住者、市民の直系家族、決定発令時にすでに国内にいるビザ保持者は明確に除外されます。

「入国管理決定」法案が本会議で可決、キャンベラに海外からの渡航者を制限する緊急権限を付与


グローバルモビリティマネージャーにとってのポイントは「柔軟性」と「不確実性」です。決定期間中は、例えばTSS 482ビザの出張者や学生ビザ(Student-500)で海外休暇中の者など、国外にいる一時ビザ保持者がビザの有効期限内であっても帰国を制限される可能性があります。法案は個別の例外として「許可旅行証明書」の発行を認めていますが、重要なスタッフが海外にいる場合は迅速な申請手続きが求められます。

議会の監視も組み込まれており、大臣は決定とその理由を2回の議会開催日以内に提出しなければならず、決定の延長は認められません。しかし、オーストラリア産業グループなどの業界団体は、突然の決定がサプライチェーンのエンジニアやICT専門家、鉱山のフライイン・フライアウト作業員に混乱をもたらすと警告。禁止措置発効の最低48時間前通知を求める修正案を今月下院から上院に送られる際に議論する見込みです。

法案成立までの間、モビリティチームは2026年第2四半期の重要な派遣者の渡航計画を把握し、リスク回避策を準備すべきです。国内での重要ポジションの重複配置、渡航者への帰国制限リスクの周知、議会の開催スケジュールを監視し、決定発令の兆候を見逃さないことが求められます。
出典: VisaEnvoy

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