
ドバイ副大統領兼統治者のシェイク・モハメド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥームは、エミレーツ最大の単一交通プロジェクトであるメトロ・ゴールドラインの承認を発表しました。4月22日に発表されたこの42キロメートルの路線は、15の駅を新設し、55の不動産開発地区を都市の鉄道ネットワークに接続、最終的には約150万人の住民にサービスを提供します。ゴールドラインは、ドバイの「20分シティ」構想を強化し、住民の80%が日常のニーズを20分以内で満たせる環境を目指すもので、COP28でのグリーンモビリティへのコミットメントとも連動しています。通勤者や外国人専門職の自家用車利用を減らすことで、完全稼働時には年間約24万トンのCO₂排出削減が見込まれています。グローバル企業にとっては、優秀な人材の確保エリアが拡大。ドバイ・サウスなどの新興住宅地やエキスポシティ周辺の主要商業地区がダウンタウンやドバイ国際空港と直結し、国際的に移動するスタッフや訪問役員の移動時間を大幅に短縮します。不動産専門家は、提案された駅から800メートル以内の土地にプレミアムがつくと予測しています。建設は2032年9月まで段階的に進行予定。工事期間中は一時的な道路閉鎖に注意し、車依存から鉄道接続へと変わる地区の賃貸契約中の住宅手当の見直しも必要です。長期的には、ゴールドラインはドバイを湾岸地域で最も交通利便性の高い「住み・働き・遊ぶ」都市としての魅力を支え、地域のフリーゾーン間で外国本社誘致競争が激化する中で重要な要素となります。総予算は340億AED(約93億米ドル)で、昨年承認されたグリーンファイナンスによるブルーラインに続くもので、地域の安全保障環境の逆風にもかかわらず、道路・交通局の複数路線拡張計画を確固たるものにしています。
出典: Emirati Times