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最高裁、トランプ政権の国境政策を支持 ハイチ人とシリア人のTPS取り消しへの道を開く

6月 27, 2026
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最高裁、トランプ政権の国境政策を支持 ハイチ人とシリア人のTPS取り消しへの道を開く
6月25日遅くに発表された注目の判決2件で、米連邦最高裁の保守派多数派は、トランプ大統領の再任期における移民政策で最も重要な勝利の一つをもたらした。第一の判決(Department of Homeland Security v. Innovation Law Lab)では、第9巡回区控訴裁判所の判断を覆し、連邦職員が米国の陸上入国港で庇護申請を求める人々に対し、収容能力を超えた場合に「メーターリング」(入国を一時的に制限し、待機させること)を合法的に行えると認めた。6対3の多数意見を執筆したサミュエル・アリート判事は、庇護法上「米国に到着した」とみなされるのは物理的に入国が許可された時点であり、税関・国境警備局(CBP)に日々の入国者数を管理する広範な権限を与えた。

関連判決(Saget v. Trump)でも6対3で、行政機関が指定国の状況が改善されたと判断した場合、一時保護資格(TPS)を終了する「十分な裁量権」を持つと認めた。この判決は、今年末にTPS指定が終了予定の約35万人のハイチ人と6,000人以上のシリア人に即時影響を及ぼす。これらの労働者を雇用する企業は、代替ステータスのスポンサーや人員減少への対応を迫られることになる。

移民権利擁護者は、メーターリングが脆弱な家族を危険なメキシコ国境地域に押し戻すと警告し、TPSの取り消しは大量解雇を引き起こし、ハイチやシリアの人道危機を深刻化させる恐れがあると指摘する。ソニア・ソトマヨール判事の厳しい反対意見は、「さらなる死者」と「不法入国の増加」を予見し、絶望的な移民が別のルートを模索すると警鐘を鳴らした。

最高裁、トランプ政権の国境政策を支持 ハイチ人とシリア人のTPS取り消しへの道を開く


米国商工会議所などのビジネス団体は、長年TPSを保持し米国でキャリアや家族を築いてきた人々のための立法的解決策を含め、「対応策を検討中」としている。企業の人事担当者にとっては、まずは緊急対応が求められる。TPS保持者を雇用する企業はI-9書類の監査を行い、ステータスが切れる可能性のある労働者を特定し、H-2B、F-1 CPT/OPT、または利用可能な場合は雇用主支援の移民ビザなどへの移行戦略について法的助言を受けるべきだ。

国境では、グローバルな渡航チームは、CBPがメーターリングの待機列を再開するため、待ち時間の延長や入国処理量の日々の変動に備える必要がある。今回の判決はまた、出生地主義の制限を含む複数の移民関連訴訟が今期末までに最高裁で審理される見込みであることから、最高裁のスケジュールを注視する重要性を浮き彫りにした。

これらの判決は政権の強硬派支持層を活気づける一方で、多国籍企業が「予測困難で慢性的に資源不足」と評する移民制度の近代化を求める選挙年の議会に新たな課題を突きつけている。
出典: Reuters via Investing.com

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