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アイルランド、雇用許可保持者の賃金引き上げを2030年まで段階的に実施へ

12月 6, 2025
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アイルランド、雇用許可保持者の賃金引き上げを2030年まで段階的に実施へ
アイルランド企業・貿易・雇用省(DETE)は、新たな最低年収(MAR)ロードマップを発表しました。これにより、すべての雇用許可証カテゴリーに紐づく給与の最低基準が段階的に引き上げられます。

この計画では、最初の引き上げが2026年3月1日に実施され、一般雇用許可証(GEP)の最低給与が34,000ユーロから36,605ユーロに、重要技能雇用許可証(CSEP)の基準は38,000ユーロから40,904ユーロに上昇します。肉加工、園芸、介護助手、ホームケアのサブ最低基準は30,000ユーロから32,691ユーロに引き上げられ、最近卒業した新規許可取得者には初期キャリアの給与水準を反映した低めのスタート基準が適用されます。

アイルランド、雇用許可保持者の賃金引き上げを2030年まで段階的に実施へ


このロードマップは、2023年に発表された2年での急速な引き上げ計画に代わるもので、企業コストの圧迫、150社以上の雇用主や労働組合からの意見、急激な引き上げが既存の許可保持者の更新を困難にする懸念などを踏まえ、実施期間を2030年まで延長する決定がなされました。今後は年次の賃金指数に連動し、アイルランドの賃金上昇に合わせて基準が調整されます。

多国籍企業にとっては、数か月にわたる憶測に終止符を打つ歓迎すべき明確な指針となります。企業は長期の人材派遣予算を正確に見積もることが可能となり、給与コストの増加時期を把握できます。人材担当者は、2026年3月以降に更新を迎える非EEA(欧州経済領域外)スタッフの給与が新基準を満たしているか監査し、新規採用者へのオファーレターには段階的な引き上げを反映させる必要があります。

移民権利センター・アイルランドなどの支援団体は、緩やかな引き上げ計画を歓迎しつつも、最低賃金の業種が依然として脆弱であると警鐘を鳴らし、違法な控除で賃金の引き上げを相殺する雇用主に対する厳格な取り締まりを求めています。DETEは、詳細なガイダンスと更新された対象職種リストを2026年初頭に発表する予定です。
出典: DETE & Migrant Rights Centre Ireland

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