
ローマ発 – イタリア労働省は、2026年に認可された43,300件の非季節労働許可証の地域別配分を確認する指令第531号を発表しました。この許可証は、3年間の移民流入令(2026~2028年)に基づくものです。2月16日付のこの通達は、2月20日に省のオンライン登録簿に掲載され、地域労働局に配布されました。これにより、製造業、物流、ホスピタリティ、在宅介護サービスの雇用枠が具体的に示されました。総数のうち、25,000件はアルバニア、モロッコ、インド、フィリピンなど40の「パートナー」国の国民に割り当てられています。さらに18,000件は、年内にイタリアと新たな労働移民協定を締結する国向けに確保され、300件は無国籍者や難民用に用意されています。地域労働監督局は、雇用主のスポンサー申請を受け付け、利用状況をリアルタイムで監視するため、『ALI』ポータルに専用のオンライン窓口を開設する必要があります。これまでと異なり、未使用の割当枠は年の途中で労働力不足を報告する地域に再配分されることになり、北部の工業地区からは歓迎される一方、南部の一部地域からは許可証不足を懸念する声も上がっています。建設業や農産食品業界の業界団体は、2025年に申請が4週間未満で上限に達したことを踏まえ、夏前に第2回の割当解放を求めてロビー活動を行う方針です。多国籍企業にとっては、今回の発表により人員計画の不確実性が解消されました。人事部門は、警察証明書や住居証明書を求人情報とともに『ALI』システムにアップロードする必要があるため、スポンサー申請書類を早めに準備すべきです。不完全な書類は自動的に却下されます。昨年の処理期間は平均28日でしたが、繁忙期には60日まで延びることもあります。雇用主は、入国ビザが許可から6か月以内に押印されなければ許可が無効になることを忘れてはなりません。この令はEUブルーカード改革とも連動しており、ブルーカードの基準を満たす高度人材は割当枠外で申請可能です。マネージャー、エンジニア、ITスペシャリストを採用する企業は、厳格な割当枠制のフルッシ制度よりも柔軟なブルーカード制度の利用を検討すべきでしょう。