
2026年3月9日、IRCCは国際経験カナダ(IEC)プログラムを拡大し、ヤングプロフェッショナルカテゴリーのもとにポルトガル向けの「Inov Contacto」ルートと台湾向けの「Taiwanese Global Pathfinder Initiative(TGPI)」という2つの雇用主特定ストリームを新設しました。この協定により、18~29歳のポルトガル人卒業生最大2,000名と18~30歳の台湾人卒業生最大1,000名が、ポルトガルは最長24ヶ月、台湾は最長12ヶ月の補助付きでキャリアに直結するインターンシップをカナダで経験できるようになります。両国政府は参加者の渡航費、保険、生活費を負担し、経済的な障壁を大幅に軽減します。ヤングプロフェッショナルの許可は国際移動プログラムのもとで発行されるため、雇用主は労働市場影響評価(LMIA)を免除され、採用までの期間が数ヶ月短縮されます。ただし、雇用主は参加者の専攻分野や専門性に合った署名入りの雇用オファーを提示し、最低賃金以上の給与を支払う必要があります。多国籍企業にとっては、優秀な人材をカナダ拠点にスムーズに配置できる新たな手段となり、ポルトガルや台湾の企業もカナダの若者に相互アクセスできるメリットがあります。移民専門家は利用が急増すると予測し、雇用主に対してIECの定員が埋まる前に受け入れ体制を整えるよう助言しています。参加者は生涯に一度しかIECを利用できません。この取り組みは、オタワが高い永住権取得目標から、スキルに特化した一時的な人材移動へと政策を転換していることを示しており、企業が短期的な人材不足を補う選択肢を増やし、住宅供給への長期的な圧力を軽減する狙いもあります。
出典: CIC News