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カナダ・米国陸上国境での庇護申請、ビルC-12により審理期間が厳格化

4月 10, 2026
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カナダ・米国陸上国境での庇護申請、ビルC-12により審理期間が厳格化
カナダの「移民制度および国境強化法案(法案C-12)」は、2026年3月26日にひっそりと施行されましたが、企業のモビリティチームが注目したのは、Crown World Mobilityが4月9日の週次アップデートで詳細を紹介してからでした。この法律は難民申請の資格基準を厳格化し、IRCC(移民・難民・市民権カナダ)に公共の利益を理由に移民関連書類の一括停止や取消しを行う広範な権限を付与しています。

最も即時的な変更は、8,900キロに及ぶカナダ・米国国境の公式入国ポイント以外から入国する申請者に影響します。不正入国した個人は、14日以内に庇護申請を行わなければ資格を失い、強制送還の対象となります。また、カナダ初入国から1年以上経過してからの申請も、特別な事情がない限り認められません。

コンプライアンス面では、法案C-12によりIRCCが州の機関や他の連邦省庁と身分やステータス情報を正式に共有する権限が明確化されました。就労許可をスポンサーする雇用主は、移民記録と社会保険データの照合が迅速化し、給与の不一致や不正就労が早期に発覚する可能性があることを念頭に置く必要があります。

カナダ・米国陸上国境での庇護申請、ビルC-12により審理期間が厳格化


さらに、この法律は連邦内閣が特定の申請カテゴリーの受付を一時停止したり、特定グループに属する書類(就労許可証やビザなど)を公共の利益に基づき無効化する仕組みを導入しました。頻繁に使われることは想定されていませんが、突発的な安全保障危機や大規模な詐欺調査の際に発動される可能性があります。

法的支援者からは、庇護申請の期限短縮が脆弱な申請者に不利に働く可能性があるとして、適正手続きの保障に懸念が示されています。

グローバル企業にとっての重要なポイントは、従業員の再入国拒否や書類停止など、国境関連の混乱が予告なく発生する可能性があることです。モビリティポリシーには緊急対応策を盛り込み、今後のカナダ官報の通知を注視して、新法に基づく停止命令の動向を把握することが望まれます。
出典: Crown World Mobility

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