
ビザシール廃止に伴い、英国ビザ・移民局は34ページにわたる「運送業者向け書類確認および料金」マニュアルを改訂しました。2026年7月1日付の改訂では、新たに「eビザ同行フォーム(FAV)」が導入され、航空会社、フェリー運航会社、ユーロスターは乗客の渡航許可を確認する際にこのフォームを認識する必要があります。このフォームは、これまでパスポートに貼付されていた紙のビザビネットに代わるものです。マニュアルの2.3節では、政府のキャリアチェックAPIでパスポート番号が一致する場合や、eビザに紐づく印刷済みFAVがあれば搭乗許可の十分な証拠とみなすよう指示しています。チェックを怠ると、適切な書類がない乗客1人につき2,000ポンドの罰金が科される可能性がありますが、APIの導入によりリアルタイムでのステータス確認が可能となり、誤った違反を減らせるとされています。また、期限切れの生体認証居住許可証は旅行に使用できなくなったことも明確化されており、デジタルステータスへの移行が進んでいることを反映しています。業界のコンプライアンスチームは7月末までにチェックイン担当者の再教育と標準作業手順の更新を完了させる必要があります。企業の出張担当者にとって重要なのは、新たに発行されたeビザで入国する従業員はパスポートに物理的なビザ証明がない場合がある点です。渡航者が正しいパスポートと、必要に応じてステータスページやFAVの印刷物を携行することが、移行期間中の搭乗拒否を防ぐ鍵となります。APIを導入しない運送業者は罰則や業務混乱のリスクがあり、多くは繁忙期の夏休みシーズンに手作業の回避策を避けるためITのアップグレードを急いでいます。