
LATAM航空ブラジルは週末にひっそりと、サンパウロ/グアルーリョス発の長距離レジャー路線を3路線開設し、国際路線網を過去最多の31都市に拡大しました。ボーイング787-9型機が週3便でブラジルの経済都市とケープタウンを結び、エアバスA320ファミリー機は週5便でプンタカナへ、さらに週4便の季節運航でウシュアイアへ31日まで運航します。特にアフリカ路線の追加は注目に値します。これまで南米とアフリカ間の便は主にサンパウロ-ヨハネスブルグに集中していましたが、ケープタウンへの直行便はこれまで乗り継ぎが必要だった旅程を最大5時間短縮し、ブラジルの企業やインセンティブ旅行会社に南アフリカ西ケープ州の会議施設やワインツーリズムへの直接アクセスを提供します。一方、南アフリカのインバウンド事業者は、2026年5月に前年比40%成長した市場を活用できます。プンタカナは3年ぶりにLATAMの路線図に復帰し、ブラジルからのオールインクルーシブ型カリブ海リゾートへの需要急増を反映しています。この路線はドミニカ共和国にとっても冬のハイシーズン直前に新たな南米ゲートウェイとなります。パタゴニアのウシュアイアは「世界の果て」として知られ、南極クルーズの出発地としても人気ですが、ブラジルのウィンタースポーツ愛好者やクルーズ乗組員のグアルーリョス経由の移動に恩恵をもたらします。移動面では、ブラジルが7月の休暇ピークを迎えるタイミングで、待望の大陸横断型座席供給が増加します。グローバルなモビリティマネージャーは、混雑する欧州のハブ空港を経由せずに南アフリカの顧客先へ役員を送ることが可能となり、カリブ海での任務に就く社員は家族訪問の際に同一機利用の選択肢を得られます。LATAMはこれら3路線の開設が、2027年初頭までにブリュッセルやドーハを含むさらなる大陸間展開の第一弾であると述べています。旅行担当者は機材と運航頻度に注意が必要です。ビジネスクラスのフルフラットシートを備えるのはケープタウン便のみで、プンタカナとウシュアイア便はヨーロッパスタイルのリクライニングシートを備えたナローボディ機が使用されます。LATAMの長距離ネットワークを対象とした法人契約は新路線にも即時適用可能ですが、8月まで座席の確保は厳しい見込みのため、早めの予約が重要です。