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EU入出国管理システム報告、全国展開後初の四半期完全データを公開

7月 14, 2026
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EU入出国管理システム報告、全国展開後初の四半期完全データを公開
EU機関eu-LISAは7月13日、第三国籍者のシェンゲン外部国境での出入国を記録する生体認証データベース「入出国システム(EES)」の2026年第1四半期報告書を発表しました。システムはEU全体で管理されていますが、ヨーロッパで最も利用者の多いシェンゲン拠点であるドイツがデータ入力の約15%を占めており、ドイツの国境管理や運送業者にとって非常に重要な内容となっています。

2026年1月から3月の間に、EESは19,985件の入国拒否、11,885件の滞在許可延長、665件の許可取り消しを記録しました。入国拒否の最多はウクライナ人(4,771件)で、次いでアルバニア人とモルドバ人が続きました。最も多い理由は「滞在目的および条件が正当でない」というもので、ビジネス渡航者にとって書類の証明がいかに重要かを示しています。

EU入出国管理システム報告、全国展開後初の四半期完全データを公開


報告書によると、フランクフルトとミュンヘンの空港でのシステム完全稼働は2月中旬からであり、ドイツの数値は第2四半期報告でさらに増加すると見込まれています。EESは2025年10月に稼働を開始し、技術的な問題で2023年の予定より遅れたものの、2026年4月10日までにEU全域で完全展開されました。

ドイツの航空会社は、乗客データをEESの運送業者ポータルに直接送信するAPIインターフェースに投資しており、スキャン漏れによる1人あたり最大5,000ユーロの罰金を回避しています。モビリティマネージャーにとっては、20~40歳の旅行者が最も入国拒否されやすいことが確認されており、特にスタートアップビザで派遣される若年層が雇用主の証明書を携帯していないケースが目立ちます。企業は自動的に派遣証明PDFを含む旅行チェックリストを更新し、12歳未満の子どもや指紋採取が困難な人は免除されることを従業員に周知する必要があります。これは手動キオスクで見落とされがちな点です。

今後、連邦警察は2026年12月までにハンブルクとベルリンでABCゲートの電子パスポート機能をEES登録に拡大し、待ち時間の短縮を目指しています。ドイツを拠点とする運送業者は、2026年9月30日までにシステム認証を完了しなければなりません。
出典: eu-LISA

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