
7月1日に導入された新しい一時技能移民収入基準(TSMIT)の79,423豪ドルへの引き上げは、今月初めてこの基準で1か月分の申請を行う雇用主に影響が出始めています。代理店によると、月曜日以降、保留中のサブクラス482申請の40%以上が、特に地方のホスピタリティ業界や初期キャリアのIT職で、給与の引き上げや職種の再分類を求められています。TSMITをコアスキル収入基準と自動的に連動させる規則5.42Aは、2013年から2023年まで53,900豪ドルで凍結されていた賃金の長期停滞を防ぐことを目的としています。しかし、批判派は年次の指数調整では低賃金業界の企業が計画を立てにくいと指摘しています。ケアンズのリゾートグループはGlobal Mobility Newsに対し、同等の資格を持つオーストラリア人より9,000豪ドル高い給与を輸入シェフに支払うか、スポンサー義務違反のリスクを負うかの選択を迫られていると語りました。「閑散期にはスタッフを減らし、レストランの営業時間を短縮するかもしれません」と人事責任者は述べています。一方で、専門職サービス企業はこの変更を支持し、競争の公平性が保たれ、雇用主が一時ビザを利用して地元の賃金を下回ることを防ぐ効果があると評価しています。労働組合も同意しつつ、政府に対して厳格な遵守監査を求めています。内務省の担当者は、スポンサーが実際の市場賃金証拠を示せば労働協定の特例を申請できるものの、承認基準は厳格化されていると警告しています。