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キプロスのオンブズマン警告:デジタル政府の排除で庇護申請者が基本的権利を失う恐れ

12月 3, 2025
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キプロスのオンブズマン警告:デジタル政府の排除で庇護申請者が基本的権利を失う恐れ
キプロスの行政・人権担当コミッショナー(オンブズウーマン)マリア・スティリアヌ=ロッティデス氏は、あまり注目されていないが深刻な行政上の問題を指摘した。難民申請者が所持する書類を身分確認窓口が受け付けないため、国家のデジタルポータル「CY-Login」に登録できないという問題だ。

CY-Loginは労働局の登録や社会保険給付、学校の入学手続き、医療費の払い戻しなど、ほぼすべての政府サービスの入り口となっている。しかし、身分確認にはキプロスの身分証明書、EU登録証明書、または有効な居住許可証が必要であり、難民申請者はこれらを持たず、代わりに国際保護申請を証明する「確認書」を携帯している。市民サービスセンターやキプロスポストの支店はこの確認書を受け付けていない。

キプロスのオンブズマン警告:デジタル政府の排除で庇護申請者が基本的権利を失う恐れ


NGOからの苦情と、シングルマザーが就労許可の更新ができなかった個別事例を受けて行われたオンブズウーマンの調査によると、関係省庁は2022年の省庁間会議でこの抜け穴を認識していたにもかかわらず、対策を講じていなかった。情報技術サービス部門は、申請段階で難民申請者の身元が確定しておらず、後に変更されることもあるため、CY-Loginの規則の対象外だと主張している。

スティリアヌ=ロッティデス氏はこの理屈を退け、政府サービスが「デジタル専用」になる中で、代替の手段を用意しなければ、就労や給付、教育といった基本的権利が侵害されると強調する。研究・イノベーション・デジタル政策副省庁、移民局、難民庁に対し、対面確認や委任認証などの暫定的な身分確認ルートの構築を求めている。

雇用主や移転管理者、NGOにとっての警告は明確だ。難民申請中の外国人労働者や扶養家族は、突然、就労許可の更新や社会保障給付を受けられなくなる可能性がある。企業は、労働者を対面窓口に同行させるか、デジタル対応が整うまで手作業での処理を求める準備をしておくべきだ。
出典: In-Cyprus

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