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トスカーナ裁判所、10年市民権取得期間にカウントされるのは公式の市役所登録のみと判断

1月 17, 2026
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トスカーナ裁判所、10年市民権取得期間にカウントされるのは公式の市役所登録のみと判断
トスカーナ地方行政裁判所(TAR)は、帰化によるイタリア市民権申請者が、申請期間全体にわたり市町村の住民登録簿(アナグラフェ)に登録されていることを証明しなければならないと判断しました。給与明細や公共料金の請求書、継続的な税金納付記録はもはや十分な証拠とは認められません。2026年1月15日の判決では、イタリアで10年以上生活・就労していたにもかかわらず、市役所での正式な居住登録を怠った申請者の控訴が棄却されました。

イタリア法91/1992は、非EU国籍者に対し通常10年の合法的居住を求めていますが、これまで一部の県庁では雇用記録を証明として認めるケースもありました。今回の裁判所の判断は、2024年に内務省が発出した「合法的居住」の定義を厳格化する通達に沿ったもので、司法判断が行政指導と一致する形となりました。

トスカーナ裁判所、10年市民権取得期間にカウントされるのは公式の市役所登録のみと判断


この判決は、最終的に二重国籍を利用してEU内の異動を円滑にするグローバルモビリティプログラムにとってハードルを上げるものです。人事部門は、外国人採用者が入国後90日以内にアナグラフェ登録を完了し、「居住証明書(certificato di residenza)」のコピーを保管、さらに6か月以上の不在があれば報告することをオンボーディングチェックリストに組み込む必要があります。

法務専門家によると、ロンバルディア州やラツィオ州の裁判所でも同様の判決が出ており、全国的な判例の流れが形成されつつあるとのこと。企業は、特にデジタル化が進んでいない小規模自治体での手続き支援のため、追加の行政手数料や通訳費用を負担する可能性があります。

最高行政裁判所への上訴は技術的には可能ですが、専門家は判例が確立されつつあるため覆る可能性は低いと見ています。したがって、モビリティ担当者は、更新や市民権申請前に既存の従業員ファイルを速やかに監査し、登録漏れを是正するための限られた時間を活用すべきでしょう。
出典: VisaHQ Global Mobility News

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