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ユーロニュースのファクトチェックが、スペインの移民恩赦が「明日フランスに移動できる」とする主張を否定

4月 28, 2026
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ユーロニュースのファクトチェックが、スペインの移民恩赦が「明日フランスに移動できる」とする主張を否定
フランス極右政党「国民連合」党首ジョルダン・バルデッラ氏が4月14日に拡散したソーシャルメディア投稿では、スペインが提案している約50万人の不法移民に対する恩赦案が、受益者に自動的にフランスへの移動・定住権を与えると主張されました。この投稿は数時間で数千回共有され、複数の政治討論番組でも取り上げられ、シェンゲン圏内でのいわゆる「二次移動」に対する市民の不安を煽りました。

ユーロニュースは法務専門家、EU関係者、移民弁護士にこの主張を検証してもらいました。全員が一致して指摘したのは、スペインの正規化プログラム(まだ議会審議中)は、申請が認められた者にスペインでの居住許可と就労権を与えるものの、他の加盟国での長期的な移動権を付与するものではないという点です。

指令2004/38によれば、EU加盟国の居住許可を持つ第三国籍者は、180日間のうち最大90日間を他のシェンゲン加盟国で過ごせますが、そこで生活や就労を希望する場合は労働許可や長期滞在ビザの申請が必要です。フランスの場合、OFII(海外フランス人移住機関)と県庁の申請手続きが求められ、給与基準を満たす雇用契約が必要となります。

ユーロニュースのファクトチェックが、スペインの移民恩赦が「明日フランスに移動できる」とする主張を否定


また、スペインの法案には、スペイン国外での社会保障給付への自動的なアクセスを禁止する明確な文言が含まれていることも指摘されました。スペインとフランスの内務省はユーロニュースに対し、既存のシェンゲン規則や国内法を上書きする条項は存在しないと確認しています。フランスのある当局者は「正規化はフランスの福祉制度への抜け道ではない」と述べました。

この問題が企業にとって重要な理由は何でしょうか。企業の人事部門は、突然の新たな正規労働者の流入が労働市場の計画や国境地域の給与水準のベンチマークに影響を及ぼすのではないかと懸念し、社内で質問が寄せられていました。今回の事実確認は、既存の派遣労働者やEU内転勤のルールが変わらないことを人事部門に安心させるものです。スペイン在住の人材を採用するフランス企業は、引き続きフランスビザの取得と労働許可の手続きを行う必要があります。

今回の騒動は、移民に関する誤情報がいかに迅速に拡散し、2027年のフランス大統領選挙を控えた世論形成に影響を与えうるかを示しています。モビリティ関連の専門家は、政治的な言説を注視し、移動の自由に関する規制強化の提案が立法の場で再浮上する可能性に備えることが求められます。
出典: Euronews

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