
チェコの旅行者にとって国際鉄道の利便性が大幅に向上しました。今週末、プラハ-ベルリン-コペンハーゲンを直通で結ぶ日帰り列車が運行を開始しました。チェコ鉄道(ČD)、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)、デンマーク国鉄が共同で運行するこの路線は、EUの長距離国境越え鉄道復活のパイロットプログラムの旗艦ルートです。北行列車は毎朝プラハの中央駅を出発し、約11時間45分でデンマークの首都に到着。午後には南行列車が戻り、ビジネス客にはコペンハーゲンでのフルワーキングデイを提供し、レジャー客には短距離フライトの快適な代替手段となります。最新のComfortJet車両はWi-Fi、電源コンセント、レストラン車両、20台分の自転車スペースを備え、ČDは高額消費の観光客や企業顧客の獲得を期待しています。金曜日のベルリンでの開通式で、EU運輸委員のアポストロス・ツィツィコスタス氏は「欧州の協力が具体的な移動の利便性をもたらす証明だ」と称賛。チェコ鉄道のミハル・クラピネツCEOは、チェコの輸出業者にとってスカンジナビア市場への直接アクセスと、プラハ空港のコードシェア便への新たなフィーダールートとしての商業的価値を強調しました。しかし、乗客はノンストップの快適な旅を楽しむ間もなく、運行障害の警告が出ています。7月18日から8月15日までハンブルク周辺のインフラ工事により迂回と乗り換えが必要となり、所要時間が最大90分延び、自転車の持ち込みも複雑化します。さらに、デンマークのストルストローム橋のメンテナンスにより、時折代行バスが運行されます。鉄道事業者は、タイトなビジネススケジュールの旅行者に対し、余裕を持った時間設定やベルリンでの宿泊を検討するよう呼びかけています。実務面では、夏の出張やグループミーティングをデンマークで計画する企業は、座席予約を早めに行うことが重要です。1日2往復のみで、自転車スペースはすぐに埋まるためです。モビリティマネージャーにとっては、地域間フライトに代わる低炭素の選択肢であり、CSR目標の達成にも寄与しますが、7~8月の工事期間中は代替計画が不可欠です。
出典: Expats.cz