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架線の損傷でオーストリア西線が麻痺、大規模な鉄道迂回運行を余儀なくされる

7月 19, 2026
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架線の損傷でオーストリア西線が麻痺、大規模な鉄道迂回運行を余儀なくされる
オーストリアの主要な旅客・貨物鉄道路線であるウエストシュトレッケ(ウィーン、リンツ、ザルツブルク、ドイツ国境間)で、7月17日夜に深刻な架線故障が発生し、7月18日朝まで運行に大きな影響が続きました。ÖBB(オーストリア連邦鉄道)の交通管制センターによると、リンツ・ザンクト・ファレンティン付近で架線が切断され、信号機の故障も起きたため、4本ある線路のうち1本しか完全に稼働できない状況です。ドイツとの間を結ぶ長距離のRailjet XpressやICEは運行を維持していますが、多数のインターシティ、地域列車、夜行列車が運休または区間短縮となりました。7月18日午前10時17分時点でも、ÖBBは大幅な遅延が続くと警告し、出発直前に接続状況を確認するよう呼びかけています。リンツ中央駅とザンクト・ファレンティン間では代行バスが運行されており、WestbahnとÖBBは7月21日まで両社のサービス間での乗車券相互利用を認める特例措置を取っています。貨物列車は容量のあるピルン線経由に迂回しています。ウエストシュトレッケは1日に500本以上の旅客列車とオーストリアの南北貨物輸送の大部分を担っており、長期の運休はドイツ、オーストリア、スイス、中東欧間の国際ビジネスや物流に直ちに影響を及ぼします。ドイツ鉄道(DB)はミュンヘンやフランクフルト発の乗客に対し、ウィーンやザルツブルクでの接続遅れを見込むよう注意喚起しており、旅行会社も到着予定の団体客の再手配に追われています。インフラ整備チームは24時間体制で新しい架線の接続と張力調整、影響を受けた信号設備の復旧作業を進めています。ÖBBによれば、今回の損傷は極端な気温変動による架線の収縮と断線が原因とみられ、これは今夏のヨーロッパ各地の熱波で鉄道が直面している共通の問題です。完全な通常運行の再開は「遅くとも日曜の夜以降」と見込まれており、技術者の許可が出るまでは暫定ダイヤが続きます。ウィーンやリンツに本社を置く多国籍企業には、従業員に余裕を持った通勤時間の確保やリモート会議への切り替えを推奨しています。
出典: ÖBB Verkehrsmeldungen

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