
アイリッシュフェリーズは、2026年7月24日(金)のダブリン港とホーリーヘッド間の高速カタマラン「ダブリンスイフト」の全便を運休すると発表しました。ピークシーズンにこの2時間の航路を利用している旅行者や国境を越える通勤者にとって大きな打撃となります。運航会社のリアルタイム運航情報ページによると、両海岸からの07:30、10:40、13:50、16:45発のスイフト便はすべて運休となり、夜間の通常フェリー便は最大1時間繰り上げて運航されます。影響を受けた便の予約者は、より大型の「ユリシーズ」や「ジェームズ・ジョイス」スーパーフェリーに振り替えられますが、座席数に限りがあるため、後便を待つドライバーも出る見込みです。払い戻しや別日程、ルート変更はコールセンターで対応していますが、長時間の電話待ちが報告されています。徒歩乗客で鉄道の乗り継ぎ切符を持つ方は、ホーリーヘッド~ロンドン間の列車時刻変更を確認してください。接続を逃すと一部の割引運賃が無効になる場合があります。貨物輸送業者も影響を受けており、スイフトは通常1日最大150ユニットの貨物を運んでいますが、運休により90%の積載率だったユリシーズ便のスペースがさらに逼迫しています。時間厳守の医薬品やEC荷物を英国へ輸送する物流担当者は、ロスレア~ペンブルック経由への迂回や、ベルファストとケアーンリアン回廊を通る夜間トラック輸送の検討を推奨します。国際移動の観点からは、繁忙期の共通旅行圏(CTA)における陸路の脆弱性が浮き彫りとなりました。アイルランドと英国のクライアント拠点間を行き来する従業員を抱える企業は、同日中の航空シャトル(ダブリン~マンチェスター/バーミンガム)利用やリモートワークの代替策を含む緊急対応策の見直しが必要です。非EUビザ保持者は、海路から空路への切り替えにより英国入国管理での書類要件が変わる可能性があることにも注意してください。アイリッシュフェリーズは「運航上の理由」とだけ説明しており詳細は明かしていませんが、海事関係者によると今週初めに数名の技術者がインフルエンザA型に感染し、乗務員のシフト調整が困難になっているとのことです。運航会社はダブリンスイフトの運航再開を土曜日に見込んでいますが、乗客には明日6時以降の最新情報の確認を呼びかけています。