
人材資源・エミラティゼーション省(MoHRE)は9月16日、通信・デジタル政府規制局と連携し、無許可で家事労働者の募集を促進していた約200のソーシャルメディアアカウントを閉鎖したと発表しました。この取り締まりは2026年前半に実施され、人工知能を活用して疑わしい広告を検出するデジタル監視の一環です。UAEの法律では、家事労働者の募集や斡旋はMoHREの許可を受けた機関のみが行うことが認められています。無許可の仲介業者は健康診断や契約保護を回避することが多く、労働者と雇用者の双方に法的・経済的リスクをもたらします。MoHREは、無許可のルートを利用すると高額な手数料を請求されたり詐欺に遭う可能性があると警告しています。省の声明では、雇用者に対し公式ウェブサイトで募集機関の確認を行い、不審な広告は電話番号600 590 000のコールセンターに通報するよう呼びかけています。また、認定機関のリスト公開やソーシャルメディアプラットフォームとの連携強化による迅速なコンテンツ削除の取り組みも強調しています。国際的な人材移動の観点からも、駐在員の家事スタッフの採用は必ず認可されたルートを通す必要があることを改めて示しています。違反すると居住ビザの更新が危うくなり、特に家事支援を含むパッケージを提供する企業は評判リスクを負うことになります。MoHREは今後も電子監視ツールの強化を進め、デジタルコンプライアンスがUAEの労働移民制度の中核となることを示唆しています。
出典: Khaleej Times